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エアブラシの道具

そりでん自身エアブラシを始める前にいろいろ調べまわったんですが
あんまり詳しく書かれてるサイトを見たことがなかったので
自分で書いてみることにしました。

というわけでこれからエアブラシを始めようと考えている人向けです。
あんまり詳しいわけではないのでいろいろ間違ってるかもしれませんが
少しでも参考になれば。
本気で購入を考えるなら、エアブラシスレに目を通すのをお勧めします。


エアブラシの道具_f0128319_1812339.jpg
そりでんが使っているエアブラシセットです。
大きさ比較のために余計な方々に写ってもらいましたが
(物にもよりますが)意外と小さいです。

本当はこれにあと塗装ブースがあるといいんですが持ってません。
欲しいんですが高いので下手に手が出せない状態です。


コンプレッサー
エアブラシの道具_f0128319_18161643.jpg
エア、すなわち圧縮した空気を送る機械です。
こいつがないと始まりません。
大きさはいいとして、気にすべき点は作動音と最大圧力。
といってもよほどこった塗装をしない限りはたいして気にすることもないかと思います。

ちなみに画像はクレオスの「リニアコンプレッサーL5」。
圧力は弱めの部類ですが、プロでも愛用する人もいるそうで
そりでんもこれで圧力に困ったことはありません。


エア・レギュレーター(水抜き)
エアブラシの道具_f0128319_18302559.jpg
多分一緒にしていいと思うんですが…問題ないよね。
別々になってるやつなんて聞いたことないし。
物によってはコンプレッサーについてる場合もあるそうですが。

レギュレーターは圧力を調節できる物です。
金色の部分ひねってそこからエアを逃がすことでやわらかく吹いたりできます。
エアブラシを複数接続することもできて、こいつは2本つけれます。
圧力がわかるメーター付のものもあるので、これから買うならそっちをお勧め。

水抜きというのは下のボトル部分のことなんですが
圧縮したエアに含まれる水蒸気が吹き付け時に塗料と混ざったり
ホース内で結露し、水分がながれて水が吹き出たりとか
そういうのを防ぐものです。

なくても塗装自体はできますが、いつ大惨事になるかわからないので
ないと非常に不安です。

画像はクレオスの「Mr.エアーレギュレーター」。
使用時は左に写ってる黒いラックに載せておきます。


ハンドピース
エアブラシの道具_f0128319_18471529.jpg
エアブラシとよく呼ばれますが、ハンドピースともいいます。
ハンドピースはシングルアクション、ダブルアクション、トリガー式
いろいろあるんで簡単に説明するのは難しいんですが。

シングルとトリガーはよくわからないので完全にノモ研頼みです。

シングルが単純に押すと出るタイプ
ダブルが押すとエアが出て、そのまま引くと塗料が出るタイプ
トリガーが引くとエアと塗料が連動して変わるタイプ
だそうです。

シングルタイプはニードルの調整
すなわち細吹きか広域かの調整を先に行ってから
ボタンを押して塗料が出るようです。
読んでる限りだと調節するのが難しそうです。

ダブルアクションはボタンの引き具合によって
ニードルの調整ができるのが魅力です。
後部にストッパーノズルがついてるので
引きすぎてしまうこともありません。
調節作業がすごく楽。

トリガータイプは読んでてもよくわからないんですが
長時間の作業に適しているのだけはわかりました。

塗料カップのほうにも上につけるタイプと
下につける吸い上げ式とあるんですが
吸い上げ式はあんまりよろしくないようです。

画像はクレオスの「プロコンBOY WA ダブルアクション」です。




ちなみにこれらは全部セットになってたやつです。
単品で買い揃える場合はホースのジョイントが複数あるので
そこを注意する必要があります。
セットのほうがはるかに安いので、単品はやめたほうがいいです。

そりでんが今お勧めするんだったら上記3つに
圧力メーターがついたやつですかね。
少し前に出ていたはずなので、参考にどうぞ。


一応使用時の注意なんですが
カップでじかに希釈(塗料を溶剤を混ぜる)は
ニードルに塗料が付着して正しく吹けなくなるのでだめです。
なんかおかしいと思ったらハンドピースばらしてメンテナンスしてみるといいです。

それとメーカーから出てる希釈の割合は水っぽ過ぎるので
教本を参考にしたほうがいいです。



もう少し余談として、「エアブラシは上級者向け」なんてよく言われますが
そんなことないです。
道具にお金がかかるだけで、塗装自体はちょっと練習すれば
初心者であろうがかなり綺麗に吹くことができます。

マスキングしてサフ吹きして塗装して仕上げ剤吹いて…と
作業自体はかなり大変ですが、苦労に見合った結果はしっかりと得られます。
ついでに言っておくと、そりでんはサフ吹きはエアブラシで行って
仕上げ剤はスプレー缶でやってます。


以上、塗装ブース買ったら追記するかも。

  by soriden | 2009-02-15 19:37 | 塗装・撮影

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